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映画『レインツリーの国』を見てきました。

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おはようございます。

昨夜、映画『レインツリーの国』を見てきました。

難聴を抱える女性の恋愛ストーリーということで、気になっていた映画でしたが、先週末は色々あって劇場に足を運べず、昨晩のレイトショーでやっと見ることができました。

まず最初に感想を書いておくと、とてもいい映画だったと思います。恥ずかしながら涙も少々(笑) 原作はあまり細かい部分は覚えてないのですが、恐らくほぼ原作通りだったんじゃないかな、と思います。(ただし、エンディングはしっかりと納得のいくものでした。)

あとはレイトショーにも関わらず女性が多かったです。玉森さんファンなのかな? 彼女らから私はどんな風に見えたんだろうか、、、(汗) 西内さんファンだと思われたのかな? いい歳したおじさんが一人で恋愛映画見てるのはちょっと気持ち悪がられただろうなぁ。

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これから映画を見る方はここから先はネタバレ要素がかなり多いのでご注意ください。

 

 

出演者について

主演の伸(向坂 伸行)役をKis-My-Ft2の玉森裕太さん、ヒロインのひとみ(人見 利香)役が演じましたが、両社ともいい雰囲気でした。

原作の伸はもっとガッチリしたイメージを持っていたのですが、玉森さんはちょっと華奢な感じ。でも芯の強さはしっかり表現できていたし、ひとみを突き倒した男に怒りをぶつけるシーンでも、激情タイプの伸を見事に演じていました。あと、この映画のために関西弁指導を受けたとのこと。正直関西弁の良し悪しは分かりませんが、個人的には違和感は感じませんでした。でも本場の人が見ると違うのかな?

一方のひとみ役の西内さんの方も難聴のせいで美容院に行けず髪を伸ばしっ放しにして野暮ったい感じがよく出ていました(笑) あの綺麗な西内さんをここまで野暮ったくする演出は見事としかいいようがないです。この演出がラストの大変身に向けた重要なポイントだったことは言うまでもないです。あと西内さんは泣く演技がうまいというか、いい雰囲気だなと思いました。

 

難聴について

難聴の描写についてですが、音の高低や周囲の騒々しさ、体調などによっても聞こえが変わるという微妙な部分など、なかなかよく表現できていたと思います。ひとみの相手の口元を見る仕草なんかも結構それっぽいなと思いました。私もよくやりますしね(笑)

ただ、難聴者を見る周囲の反応が少しおかしいと思いました。ひとみの補聴器や難聴に気づくと、周囲のカップルが指さしてじろじろ見たりするんですが、一切あんなに露骨な人はいないです。あれは自分の耳の障害に引け目を感じるひとみの恐怖心を表現しているのかな。それなら何となく理解できないこともないですが、ちょっと見ていて不快でしたね。

あと、ひとみの職場がちょっとひどすぎる。いやみな先輩も気になりましたが、セクハラおやじは本気か!?と思いました。声が出せないと思って、残業で一人になったところを襲おうとするとか、普通の会社にそんなヤツはいないだろう、、、と。原作通りなんだろうけど、ひとみの周囲の健聴者でまともな人が家族と伸くらいしかいないのが気になりました。

 

難聴を扱う映画として

映画の中でもひとみが字幕映画にこだわって伸がイラッとするエピソードがあるのですが、そういう描写がある映画なんだから、邦画と言えども全上映を日本語字幕入りにしてもいいんじゃないかな、と思いました。

実際、字幕付き上映も予定があるみたいですが、なぜ期間限定にするのだろう。。。

 

私自身、難聴を抱えており、補聴器をつけて何とか会話ができるレベルなのですが、今回の映画では一部聞き取りにくい部分がありました。特に自分に自信を持てないひとみがボソッと喋るところで聞こえにくい。

さらに輪をかけてBGMを重ねられるともうお手上げです。伸とひとみが公園(だったかな?)で会話するシーンはとくにBGMがひどく、数秒おきに「ターン、ターン、ターン」というようなピアノの音が結構な音量で入るのですが、それがことごとくひとみの声をかぶるんです。ここは全然聞こえなかった(泣) 数秒おきなんだから、うまくひとみの言葉とずらしてくれればいいのに、、、と思いました。

ただ、伸とひとみは劇中で3回しか直接会ってないんです。(注:ひとみが伸を遠くから見かけたのは除く) そのため、二人のやり取りの多くがメールやLINEみたいなメッセージアプリを介したものになり、結構な割り合いで文字が見られるのは助かりました。

 

エンディングについて

※この項目は後から思い出して付け加えました。11/27 10:40追記

原作では最後が微妙な感じで終わってしまっているのですが、映画ではこの部分はしっかりとハッピーエンドで終わらせていました。特に髪を切っただけで見た目はともかく中身もあそこまで変われるものなのか、と思ったりもしましたが、キスシーンに至るまでのひとみの行動は必見です。

ここまでやきもきさせられてスッキリできないのは精神衛生上にもよくないと思うので、とてもいいエンディングだったと思います。

 

 

という感じで、難聴持ち視点で思ったことをつらつらと書いてみました。

日本語字幕上映でもう1度見に行くか、DVDでしっかり字幕付きで見直したいです。

 

 

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