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映画『聲の形』をDVDで鑑賞しました

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劇場視聴を逃してしまい、やっとDVD化されたということでTSUTAYAでレンタルして見ました。TSUTAYAで借りるの久しぶりだったのですが、今はコミックレンタルもやってるんですね。

劇場公開前に期待感などを書いた記事はこちらです。

映画『聲の形』2016年9月17日公開
こんにちは。 今日は映画のお話を。 まだ先の話ですがアニメ映画『聲の形』が今年の秋に公開されます。 公式サイトはこちら ...

また、原作マンガについてもこちらで書いております。

マンガ『聲の形』(こえのかたち)を読みました。
※タイトル修正しました。(聾の形→聲の形) おはようございます。ずっと気になっていたマンガ『聲の形』をやっと読みました。 週刊...

 

テーマが重く、見る人を選ぶ作品

見終わった感想としてはやはりちょっとテーマが重いですね。見る人を選ぶ作品だと思いました。

「君の名は」「この世界の片隅に」の2大ヒット作品よりも目立たなかったのはこの辺りが原因かもしれないです。

特に問題行動が多かった植野さんは妥協を許さないといいますか、自分を曲げない強さといいますか、ちょっと痛々しさすら感じさせる尖り具合でした。本当は素直なんだろうけど生きにくそうだな、と思いましたね。

最初の30分、硝子への壮絶なイジメのくだりは覚悟していたとはいえ見ていて辛かったです。

原作でも思ったのですが、担任の教師が本当にダメすぎです。かなり高度な難聴の生徒を引き受けたのだから配慮すべきで、それが全くできていなかった。平等に扱うと言えば聞こえはいいですが、それではクラス全体が歪みなく回らないんですよね。必要な配慮はすべきだと思いました。

 

中盤から徐々に明るい兆しが

中盤は冷え切った将也の気持ちが徐々にほぐれていくのが分かり、辛さは残りつつも希望も見えてきて、そのバランスがとてもよかったと思います。特に最初に永束君の×マークが剥がれたところは感動しました。この最初の1手がなければ将也は心を閉ざしたまま高校生活を終えていたんじゃないかと思います。

そして硝子が将也に好きと言うシーン。高度難聴の彼女にとって自分の声で伝えることは相当勇気がいること。それも「好き」という一番勇気がいる言葉なんですよね。将也はその場では聞き取ることができなかったのが残念でした。でも硝子は言葉がうまく発せない分、身体全体で表現するのがかわいいですね。他のシーンでも嬉しい時に足をバタバタさせたり、とてもチャーミングでした。

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怒涛の展開と綺麗事では済まさないラスト

ラスト30分の怒涛の展開は見事でした。

私が壊してしまったものを もう一度とりもどしたいです

今までの硝子にはなかった強い決意の現れでした。

自分が変わらなかったから将也が築き上げたものを越してしまい、そして、将也が転落してしまったと。障害を抱えて普通の人と過ごしていくのは並大抵のことではないです。だから全てが彼女の責任ではないんだけど、この強い決意は尊重したい。そう思いました。

そして将也のこのセリフ。

君に生きるのを手伝ってほしい

ここまで生きるのに必死だった将也ならではの言葉ですね。言った直後に照れて、やっぱり忘れてってお願いしちゃうところは全然変わってなかったですが…

もちろんこんな事が起きても物事がガラッと変わるなんてことは決してなく、でも着実に少しずつ変わっていってるのを感じさせる終わり方でした。

全てが良い方向へ、というような安易な綺麗事な結末にしなかったのはとてもよかったと思います。

可能なら後日談的な大人になってからの彼らのエピソードが見てみたいと思いました。

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